カウンセリング概論

1.科目のねらい?目標

カウンセリングについて、さまざまな場面で耳にすることが多くなっている。しかし、カウンセリングの「理論と実際」は渾然としており正確な認識に至りにくいこともある。そこで、基本的理論とカウンセリングの実際をできるだけ簡潔に、また体験的に学び、それぞれの専門領域で応用できるカウンセリング機能について理解することを目標とする。

2.授業計画?内容?方法?準備学習等

授業計画
第1回 オリエンテーション、カウンセリングのイメージ
第2回 カウンセリングとは何か、よくある疑問?質問
第3回 カウンセリングとガイダンス
第4回 カウンセリングの理論（その1 パーソン?センタード アプローチ）
第5回 カウンセリングの理論（その2 精神分析、認知行動療法など）
第6回 カウンセリングの実際1
第7回 カウンセリングの実際2
第8回 まとめ

内容
基本的理論とカウンセリングの実際をできるだけ簡潔に、また体験的に学ぶ。

方法
視聴覚教材，グループ討議，ワークショップ。

準備学習
日常的な様々な対人関係場面で，「人の話を聞く」について観察してください。

3.教科書

特定の教科書は使用せず、資料を適宜配布する。

4.参考書

坂中 正義 編著 田村 隆一，松本 剛， 岡村 達也 : 「傾聴の心理学  PCAをまなぶ：カウンセリング／フォーカシング／エンカウンター?グループ」、 創元社、2017．ISBN：978-4-422-11668-6

5.成績評価方法

期末リポート（80%）、授業中に課す小リポート(20%)

6.授業の工夫している点（授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等）

授業進行上必要な場合は、資料は適宜配布します。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

不明な点はどんどん教員に質問してください。